体温調節の方法
体温が上昇していく時は手足が冷たくなっています。
寒がっているようなら上着を着せてあげるか布団をかけてあげましょう。
体温が上がりきると手足もあたたまってきます。
暑がっているようなら着るものや布団の調節を行いましょう。
この時に必要な調節を行わないと、熱がこもってしまいなかなか体温が下がりにくくなってしまいます。
発汗があったら熱を放出して体温を下げようとしている証です。
汗を吸った衣類では体が冷えきってしまうため着替えをして下さい。
食事と水分について
消化のいいものを与えるようにしましょう。脱水にならないためにこまめな水分補給は必要です。
水に塩を少し混ぜたり、スポーツドリンクだと吸収が早いでしょう。
解熱剤の使用について
発熱は体の防衛反応なので、お子さんがある程度元気そうで食欲もあれば無理に熱を下げる必要はありません。
通常の発熱で脳に障害をきたすことはまずありえません。
高熱の影響で辛そうな場合は38.5度以上を目安に解熱剤をしようしても構いません。
6~8時間はあけて使用しましょう。
入浴について
発熱時は体を休めるため入浴は控えましょう。
汗をかいて気持ちが悪い場合は清拭もしくは、シャワー浴にしましょう。
夜間突発発熱した時の対応
発熱があってもお子さんに元気があったり、ある程度の飲食ができるようなら自宅で様子をみても構いません。
翌日小児科へ受診しましょう。
ぐったりして元気がない、おかしいなど異常があれば早めに受診しましょう。
我が子の場合は朝は熱が下がって元気になり遊びまわって疲れて、再び夜に熱が上がってくるパターンが多かったです。
夜中に熱が上がるとなかなか近くの医療機関も開いてないですし、相談できる相手もいなくて不安ですよね。でも安心して下さい。
そんな時のために小児救急電話相談があります。
夜間対応で迷ったら小児救急電話相談へお電話して下さい。番号は#8000です。
体温測定
看護師としての経験上、腋窩で測る体温計と非接触型の体温計では、少し差があるように思われます。
私も仕事上毎朝非接触型で体温測定を行っていますが、冬場は時々35度台が出たりします。
また暖房器具の近くだと37度台が出ることもあります。
非接触型はかなり外気温や体温計と測定部位との距離に左右されるといった印象です。
腋窩で測る体温計では衣類と身体の間に熱がこもったりする場合は多少体温が上がるといったことはありますが、正確に測定できる印象です。
子どもが小さい場合はじっとしていれられなくて、腋窩での測定は難しいかもしれません。
我が家では腋窩体温計と非接触型体温計を併用して使っています。
まず初めに非接触型体温計で測定してみて、あまりにも測定値が実際の症状とかけ離れていたり、体温が高く出たときは腋窩体温計で測り直しています。
このように使いわけてみるのもお勧めします。
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