脱水とは
脱水とは体内の水分量が不足した状態を言います。
通常体内の水分の量は一定に保たれています。
これは摂取する水分量に応じて腎臓が尿の量を調節しているからなのです。
腎臓では、糸球体で血液が濾過され、一日に約150リットルの原尿を生成しています。
そのうち約99%が尿細管で再吸収され、尿として排泄されるのはわずか1.5リットル程度となります。
一日に摂取する水分量が増えて摂取する水分量が減れば、濃い尿を作って尿量を減らし、体内の水分が減らないように調節されるのです。
その限界を超えて、体から排出される水分量が増えたり、摂取する水分量が不足すると、体内の水分が減って、脱水が引き起こされるのです。
その主な原因としては下記が挙げられます。
・ | 水分の摂取不足:意識障害、強度の衰弱、神経系の障害、渇中枢の感受性が低下している高齢者に多い |
・ | 発汗・不感蒸泄の増加:発熱、高温下に長時間さらされると発汗や不感蒸泄が増加 |
・ | 消化液の喪失:大量の嘔吐、下痢により消化液中の電解質が失われる |
・ | 腎疾患:腎不全、尿崩症、アジソン病など |
などが挙げられますが、DM(糖尿病)の場合、高血糖や下痢や嘔吐などを伴うシック・ディ(体調不良)の場合には、特に脱水を起こし易いので、十分な注意が必要です。
脱水が起こると、ナトリウム電解質も一緒に失われます。脱水には以下があります。
・高張性脱水 : | 水分が多く失われる水欠乏性の脱水 |
・低張性脱水 : | ナトリウムが多く失われる塩類欠乏性の脱水 |
・等張性脱水 : | 水分とNa欠乏とがほぼ同じ割合で起こっている混合性の脱水 |
の3つに分類されます。 体重の2%に相当する水分(体重60Kgの人で1.2リットル)が失われると、「強い喉の渇き、食欲減退」などの症状が現れます。
さらに脱水が進むと、危険な状態となります。
脱水症状は、口渇・口唇の乾燥・頭痛・尿量の減少・全身の倦怠感・食欲低下・めまい・嘔気などが主です。
脱水症状が現れた場合には、程度に応じて次のような処置を行います。
軽症の場合
体重の4%程度までの脱水で、のどの渇きや、食欲が減退する程度ならば水を飲むことで回復できます。
水分の補給は、水分の補給はできるだけ体液に近い濃度の電解質が含まれていた方が、速やかに身体に吸収されます。
例えばごく少量の塩を加えた水が理想的です。
ミネラル類を含んだスポーツドリンクもいいですね。
ぬるま湯やお茶などの温かい飲み物に比べ、冷たい方が吸収が速いです。
重症の場合
極度の気分不快を伴う脱水の場合には、医療機関で点滴を受けましょう。
その方が早く回復します。
脱水予防
脱水予防にはこまめに水分補給を行うようにしましょう。
一般的な成人の場合1日に必要な水分量は、食事に含まれている水分も含めて2.5Lと言われています。
また、脱水予防には塩分も一緒に摂取することをお勧めします。
ぬちまーす
我が家では「ぬちまーす」という塩を使用しています。
食品成分表示(100gあたり)は熱量0kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物0g、食塩相当量75.5g、マグネシウム3360mg、カリウム970mg、カルシウム700mgです。
このカリウムは体内の余分な塩分を輩出してくれる役割があります。
これに比べ普通の食卓塩の成分は塩化ナトリウム99%以上でほとんどが塩化ナトリウムになります。
「ぬちまーす」はミネラル豊富で体内のホルモンバランスも整えてくれます。
因みに「ぬちまーす」は沖縄県で製造されています。
また、どういうわけか花粉症などのアレルギー症状が軽減しました。
これから暑くなると寝ている間に大量の汗をかき、明け方足がつったりといった脱水症状が現れることがあります。
なので皆さんも就寝前に「ぬちまーす」を水に溶かして飲んでみてはいかかですか?
※使用効果には個人差があります。
株式会社ぬちまーす|沖縄の海のミネラルを多様に含んだ奇跡の海塩「ぬちまーす」 (nuchima-su.co.jp)