私は覚えることが苦手なので、とりあえず短いワードで簡単に覚えるようにしています。
それでは、さっそくスパッと覚えていきましょう。
透析関連編
- KT/V(透析効率) 1.2以上、できれば1.4以上
人工血管(AVG)650~1500ml/minがいい
- RI 0.6~0.7以上で高度狭窄や閉塞
- シャントの内径は2.0mm以上あればいい
- ブラッドボリューム基準 -15%以上が目安、それ以下になると血圧低下の恐れ、特に-30%を下回るとショックの恐れ
- プラズマリフィリング体重35~50kgの人で5~10ml/m 300~600ml/hが理想
- ダブルルーメンは内径静脈に留置
- B2ミクログロブリンがアミロイドになる
- ABI 血管のつまり具合 基準値 12.7 +−1.5(11~14)
低値内は径が狭くなってる
高値は硬くなっている
- PWV 血管の硬さ 基準値 0.9~1.4
- 収縮期血圧と拡張期血圧の差は30から50がいい 差が大きすぎると動脈硬化の可能性がある
- 蛋白結合率が高く、分布容積、分子量が大きい薬剤は除去されにくい
- インスリンボール:アミロイド蛋白
- インスリンリポハイパートロフィー:皮下脂肪肥大
介護保険編
40歳以上は介護保険へ加入義務
65歳以上の要支援、要介護認定を受けた人
- 介護保険施設には、特別養護老人ホーム(特養)、リハビリを中心とした介護老人保健施設(老健)、長期入院して療養する「介護療養型医療施設(療養病床)」の3種類と民間施設がある
- 民間施設は施設が介護するとこと介護を別の業者に委託するところがある
心電図編
12誘導心電図装着場所
黄: 第4肋間
緑 :黄と茶の間
茶: 鎖骨下中央線と第5肋間
黒 :茶のラインで腋窩前線
紫 :茶のラインで腋窩中央線
- VPC心室性期外収縮
P波がない
幅の広いQRS波
- RonT
T波にR波が重なる
- 1度房室ブロック
PR間隔が200ms(ミリセック)0.2秒以上
- 2度房室ブロック
ウェッケンバッハ型
PR間隔が徐々に延長しQRS波の消失
モビッツ型
PR間隔の延長を伴わず突然にQRS波が消失
- 3度の房室ブロック
P波とQRS波が無関係に出現
- 心房細動(Af)
基線が細く動揺している
P波がない
RR間隔が不規則
その他
- AT: 心房頻拍
- PAT:発作性心房頻拍
- PAF:発作性心房細動
VT (心室頻拍)VF(心室細動)
心臓マッサージ 適応
PEA (無脈性電気活動)ASYS(心静止)
- DC(除細動)時のイソゾール(全身麻酔)は痛みの軽減に使用少量で効き即効性があり回復が早い
- Sinus :一定のリズムで正常
- ASYSTOLE :心静止
- V FIB :心室細動
- V TACHY :心室頻拍 心室性期外収縮5連発以上 ショートラン
- VPC RUN≧3: 心室性期外収縮3連発以上
- COUPLET: カプレット 心室性期外収縮2連発
- EARLY VPC: 早期収縮心室性期外収縮
- BIG EMINY: 二段脈
- FREQ VPC: 心室性期外収縮頻発
- APNEA :アプニア 無呼吸
- SYS: 収縮期血圧
- DIA :拡張期血圧
- MEAN :平均値
呼吸器編
- A/C(アシストコントロール) 自発なし
- SIMV 両方
- CPAP 自発呼吸にのせる
ペースメーカー編
- ペーシングコード
1文字目
ペースメーカーが電気的に刺激する部位を示す=ペーシング部位
A:心房
V:心室
D:心房と心室の両方
2文字目
自己心拍を感知する部位を示す=センシング部位
A:心房
V:心室
D:心房と心室の両方
O:感知機能なし
3文字目
自己心拍を感知したときにペースメーカーがどう反応するのかを示す=作動様式
I:心臓の興奮を感知した場合に、刺激を抑制する
T:心臓の興奮を感知した場合も、同期して刺激を出す(※今は使用されない)
D:IとT両方の機能をもつ。
O:感知機能なし
代表的なペーシングコード(AAIモード)
1文字目:A(心房)
2文字目:A(心房)
3文字目:I(心臓の興奮を感知した場合に、刺激を抑制する)
輸血編
- LA(RBC)(赤血球製剤):1単位 140ml
- PC(血小板製剤):1単位 20ml
- FFP (血漿製剤):1単位 120ml
- ヘモグロビンの値が1下がると200~250mlの出血
- ヘマトクリットの値が1%下がると75~100mlの出血
ヘルペス編
- 単純ヘルペスには
1型(上半身に多い)
2型(下半身に多い)
- 帯状疱疹ウイルス 感染力強い水疱そうのため空気飛沫感染
- どちらもヘルペスウイルスだが見分けが難しい
B型肝炎編
- HBs抗原(+)
現在、B型肝炎ウイルスに感染していることを示します
- HBs抗体(+)
過去、B型肝炎ウイルスに感染していたことを示します
- HBe抗原(+)
B型肝炎ウイルスに感染しており、感染性が強いことを示します
- HBe抗体(+)
B型肝炎ウイルスに感染しているが、感染性が弱いことを示す
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